腰痛・ひざの痛み

腰痛

最も多い筋肉の痛み

筋肉をほぐすことで、1回で痛みがとれやすい

腰痛の中でも最も多いのが、筋肉の痛みです。正式名称は「筋・筋膜性腰痛症」と言います。整形外科でレントゲンを撮り、骨に異常がなかった場合の多くがこの疾患です。腰や背中、股関節に負担がかかることで発症します。具体的な治療法としては、整体などの手技や鍼治療で筋肉をほぐします。関節に異常がない限りは多くの方が1回の施術で痛みがなくなります。

ぎっくり腰

手技では悪化 自己免疫を高める鍼が有効

ぎっくり腰の治療には、鍼が最も有効です。炎症が起こっている部分に手技で刺激を加えるとかえって悪化してしまいます。熱を持つところをこするとさらに熱くなってしまうイメージです。そこで、自己免疫力を高める鍼治療で炎症を抑えるのです。

関節の異常

椎間板ヘルニアなど、関節異常による腰痛はさまざま

関節の異常によっても腰痛が起こります。関節異常には腰椎椎間板ヘルニアをはじめ、複数の種類があります。

腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアとは、腰の椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨(椎間板)が後ろに突き出てしまい、神経を圧迫することで痛みやしびれが起こる疾患です。

腰椎分離すべり症
部活や趣味などで日ごろから体をよく動かしている若年層に起こりやすい疾患です。腰椎(背骨の腰の部分)の後ろの方に亀裂が入り、加齢により分離した骨が突き出て神経を圧迫します。強い痛みを感じないことが多く、要はちょっとした古傷を抱えている状態です。日常的にマッサージや筋力トレーニングを行って痛みの発生を予防していきましょう。

脊柱管狭窄症
背骨を通っている神経のトンネルのことを、脊柱管といいます。このトンネルが何らかの理由で狭くなり、神経を圧迫することで腰や下半身に痛みが出るのが脊柱管狭窄症です。手技で患部の筋肉を緩め、ご自宅でもできる体操で改善を試みます。

坐骨神経痛

坐骨神経痛は多くの場合、腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)といった3つ疾患に合併して起こります。症状は太ももの裏から脚の外側がしびれることが多く、ひどい場合は立っている状態を保つのもつらくなります。
体温が下がると症状が悪化するので、体を冷やさないように注意してください。

椎体圧迫骨折

高齢者に多いのが、椎体圧迫骨折です。椎体とは、背骨の一部である椎骨の主要な部分を指します。椎体圧迫骨折は、丸まった背中が特徴的で、よく街中で見かける腰から背中が曲がっているおじいさんやおばあさんは、圧迫骨折がひどくなった状態なのです。整骨院で正しいリハビリを行えば痛みは消え、生活に支障がない程度にまで回復します。

ひざの痛み

変形性膝関節症

高齢女性に多い 炎症を抑え、関節周辺の筋肉をつけることが大事

ご高齢の方でひざに痛みを感じたら、まず疑われるのが変形性膝関節症です。文字通りひざの関節が変形するこの疾患は、体重増加や筋力低下でひざの関節にかかる負担が増すことが原因で、多くが中年以降の女性に起こります。
患部の炎症を取り除き、関節周辺の筋肉を増やすことで治療が可能です。当院では、炎症を和らげながら筋力トレーニングができる特殊な電気治療器(EMS治療器)を備えています。

大腿四頭筋腱炎

ひざ上の筋肉を酷使することで発症

ひざの皿の上部に痛みが生じるのが、大腿四頭筋腱炎です。ひざの動きは大腿四頭筋に頼っているので、この筋肉を酷使して疲労した結果、または下肢の歪みや拮抗筋(大腿四頭筋とは逆に働く筋肉)との筋力差で発症します。
消炎効果の高い電気治療や、整体、テーピングなどで痛みを緩和することが可能です。

前十字じん帯損傷

ひざ関節の損傷で最も多いケガ 手術とリハビリが必要に

ひざ関節の損傷の中で最も多いのが、前十字じん帯のケガです。このじん帯はひざ関節の前の方についており、大腿骨が前方に過度に動くのを防いだり、下肢のバランスをとったりしてくれます。
前十字じん帯はねじる動きをすることで損傷しやすく、バスケットボールのスピンやサッカーのターン、スキーの回旋時などに起こりやすいです。
損傷すると8割方は手術が必要となり、リハビリに1~2年を要します。